検査前確率・検査後確率・反応適中度
公衆衛生・医学総論尤度比良性発作性頭位めまい症
65歳の女性。めまいを主訴に来院した。今朝、起床時に寝返りを打ったところ天井がぐるぐる回り、悪心を伴ったため、ベッド上で安静にしていた。めまいと悪心は1分程度で消失した。その後、朝食の準備中に振り向いた際に同様のめまいと悪心が再び出現したため、心配になり受診した。安静時のめまいはない。頭痛、耳鳴および難聴はない。意識は清明。体温36.5℃。脈拍72/分、整。血圧122/76mmHg。神経診察で異常を認めない。良性発作性頭位めまい症の診断予測スコアにて「めまいの持続時間2分以内」はスコア1、「寝返りで誘発される」はスコア2、「安静時にめまいがある」はスコア−1である。そして、その診断スコア合計点別の陽性尤度比は−1点で0.1、0点で0.2、1点で1.3、2点で2.8、3点で6.8となっている。 この患者における良性発作性頭位めまい症の事前確率が40%である場合、この患者における良性発作性頭位めまい症の事後確率に最も近いのはどれか。
- a8%
- b19%
- c47%
- d65%
- 82%
正解:E
要点
BPPVの診断スコア3点(尤度比6.8)を検査前確率40%に適用すると、事後確率は約82%まで上がる。
出題データテーマ「検査前確率・検査後確率・反応適中度」計15問直近 第120回隔回ペース
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