頸部脊椎症
整形外科(運動器)頸部脊椎症腰部脊柱管狭窄症
62歳の男性。両上肢の感覚障害と筋力低下を主訴に来院した。2年前から時折両手の先のしびれを自覚していたがそのままにしていた。2週間前から両手の筋力低下を自覚するようになり徐々に進行し、1週間前からは歩行もふらつくようになった。意識は清明。体温36.6℃。脈拍80/分、整。血圧148/86mmHg。眼球運動に異常を認めず、構音障害、嚥下障害を認めない。両上肢にはやや右優位に軽度の筋力低下を認める。両下肢も右優位に軽度の筋力低下を認めた。腱反射は両上肢で低下、両下肢で右優位に亢進し、Babinski徴候を右で認めた。両上肢右優位、遠位優位に感覚障害を認めた。歩行はふらつきを認め、Romberg徴候が陽性であったが、指鼻指試験では明らかな異常を認めなかった。軽度の膀胱直腸障害も認めた。 病変の局在はどれか。
- a大脳
- b小脳
- c脳幹
- 頸髄
- e骨格筋
正解:D
要点
上肢に下位運動ニューロン徴候(腱反射低下)、下肢に上位運動ニューロン徴候(腱反射亢進・Babinski)が混在し、後索障害によるRomberg陽性と膀胱直腸障害を伴う点が、頸髄病変を強く示唆する。
出題データテーマ「頸部脊椎症」計3問直近 第120回散発的
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対比・引っかけ注意
紛らわしいテーマとの決定的な違いと、典型的な引っかけパターン。
暗記カード・AIで深掘り
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