基礎医学の医学テーマ
基礎医学の医師国家試験 頻出テーマを36項目、中分類ごとに整理しました。気になるテーマから要点と出題実績を確認できます。
病因と病態
個体の構成と機能
- 細胞膜と膜輸送概念
細胞内外のイオン組成の差と、それを保つ膜輸送のしくみ。静止膜電位・浸透圧・分泌と吸収までを扱う。
- 細胞骨格と細胞内輸送概念
アクチン・微小管による細胞の運動と、モータータンパク質が担う細胞内の物流。
- 四大組織(上皮・支持・筋・神経)概念
からだを作る4つの基本組織の構造と機能を対比して押さえる。
- 解剖学の方向用語と位置関係概念
からだの位置関係を誤解なく伝えるための用語。基準は解剖学的正位。
- 細胞間情報伝達と受容体概念
細胞どうしが情報をやりとりする様式と、受容体から細胞内へ信号が伝わるしくみ。
- 興奮の発生・伝導とシナプス伝達概念
神経が信号を作り、伝え、次の細胞へ渡すまで。反射弓と感覚受容の基本を含む。
- ホメオスタシスと生体リズム概念
内部環境を一定に保つしくみと、そのリズム。空腹・食後・運動時の代謝の切り替えを含む。
- 個体の発生概念
配偶子の形成から器官形成、胎盤・臍帯まで。CBT で問われる発生の骨格をまとめる。
- 生体物質の代謝概念
エネルギー産生と主要栄養素の代謝経路。CBT で問われる調節点を中心に。
個体の反応
- ウイルスの構造と増殖概念
ウイルスの作り・ふえ方・宿主への入り方。個々のウイルスの前に押さえる共通の枠組み。
- 主なウイルスと関連疾患概念
CBT で問われる代表的ウイルスを、性状・感染経路・起こす病気の3点で押さえる。
- 細菌の構造・分類と病原性概念
細菌の作りと分類の軸、そして「なぜ病気になるか」の機序。
- 寄生虫の分類・生活環と寄生虫症概念
原虫と蠕虫の分け方、感染経路、代表的な寄生虫症の要点。
- 人獣共通感染症と媒介性感染症概念
動物やベクターを介してヒトに来る感染症。感染源と経路が診断の入口になる。
- 感染に対する生体反応とワクチン概念
感染に対する防御の二段構えと、それを人工的に作るワクチンの種類・考え方。
- 生体防御と免疫系の一般特性概念
バリアから抗体産生・免疫寛容まで。免疫の全体像をひととおり。
- MHC と抗原レセプターの多様性概念
自己と非自己を見分ける分子と、無限に近い抗原を認識できる多様性のしくみ。
- 免疫応答の調節とT細胞サブセット概念
免疫を強める/弱める仕組みと、ヘルパー T 細胞の役割分担。
- 感染への免疫応答・免疫不全・アレルギー・がん免疫概念
免疫が足りない・行き過ぎる・腫瘍に働くとき。臨床に直結する4つの側面。
- 薬理作用の基本(用量反応と受容体)概念
薬が効く強さをどう測るか、受容体にどう働くか。薬理の入口。
- 薬物動態と投与経路概念
薬が体内をどう巡るか(ADME)と、投与経路の選び方。
生命現象の科学
人の行動と心理
- 人の行動と脳内基盤概念
行動を支える心理機能と、その脳内の対応。個人と環境の相互作用も含む。
- 行動の成り立ちと動機づけ概念
行動がどう身につくか。条件づけと動機づけの基本枠組み。
- ストレスとコーピング概念
ストレスの学説・身体反応・対処。心身症や医療者自身の消耗にもつながる領域。
- 生涯発達と家族ライフサイクル概念
こころと体の発達の道筋と、各時期の課題。家族という単位でも見る。
- パーソナリティ・加齢・性のあり方概念
個人差をどう捉えるか。性格・加齢変化・性のあり方をめぐる基本概念。
- 対人関係とコミュニケーション概念
人と人の間で何が起きているか。効果的な聴き方・話し方までを扱う。
- 行動変容の理論と技法概念
生活習慣を変える/意思決定を支えるための理論と実際の技法。