医師国家試験の過去問アプリの選び方|入れる前に「何回分入っているか」と「解説の有無」を見る
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医師国家試験の過去問アプリは、入れる前に「何回分入っているか」と「解説が付くか」を見ましょう。無料アプリの中には、収録が第117回・第118回の2回分で解説が付かず、最終更新が2025年4月18日のままのものもあります(2026年9月時点)。[3]
アプリ選びで見る5つ
- 収録回数:直近の回まで入っているか。何回分あるか
- 解説:問題と正答だけか、解説まで付くか
- 画像(別冊):画像問題の写真が見られるか
- 弱点の絞り込み:間違えた問題や、自信がなかった問題だけを後から解けるか
- 端末間の同期:スマホとパソコンで続きから解けるか
「問題数◯万問」は、比べる材料になりにくい数字です。いまの国試は1回400問なので、問題数の多さはほぼ収録回数の言い換えです。第111回までは1回500問だった時期もあります。数より、どの回まで入っているかを見ましょう。
無料アプリには、2回分で解説なしのものもある
App Store の無料アプリ「最新 医師国家試験 過去問題集 2025」は、収録が第118回と第117回の2回分です。説明文には「※解説は付属しません。」とあり、最終更新は2025年4月18日で、第119回・第120回は入っていません。[3]
問題と正答をスマホで回すだけなら使えます。国試対策の主力にするなら、直近の回まで入ったものを選びましょう。
無料で過去問を解ける選択肢
厚生労働省の公式公開
問題・正答・別冊の画像は、厚生労働省が回ごとに無料で公開していて、登録もいりません。解説は付かないので、なぜその答えかは自分で調べます。厚生労働省のページには、別冊について「ホームページ掲載にあたり一部非公表又は加工により実際に出題された画像と異なるものがあります」と書かれています。[1]
公式PDFで手に入るもの・手に入らないものは、医師国家試験の過去問を無料で解く方法にまとめています。
MEC Net(無料)
予備校メックの演習サービスで、第120回を含む第100回以降の過去問を無料で演習できます。問題によっては、テキストの解説に加えて動画の解説もあります。既卒生は会員登録、現役生は問い合わせて ID を発行してもらう形です。[2],[6]
第80回まで遡って解くなら、QBオンライン
メディックメディアの QBオンライン医師国試は、第80回以降の全問題を収録した過去問の演習サービスです。解くと○×が自動で記録され、◎と△を自分で付けて、[△]と[×]に絞って解き直せます。[4],[5]
解説は消化管(A章)だけ購入前でも読め、ほかの分野は購入が必要です。2027年版からは原則として「イヤーノート/クエスチョン・バンク[年間利用]」での提供になっています。[4]
解説をどこで読むかは、医師国家試験の過去問の解説はどこで読める?にまとめています。
画像問題(別冊)の扱い
国試の画像問題は、心電図・胸部X線・皮膚所見などの写真が別冊に入っています。問題文だけを取り込んだアプリでは写真が見られないので、画像問題は解けません。
通学中は文章問題を回して、画像問題は机でまとめて解く、という分け方もできます。どちらの使い方をするかを決めてから選ぶと、迷いません。
解いたあとに、弱点だけ絞れるか
iwor の演習は、第100回から第120回までの21回分を収録していて、解説は選択肢ごとに付きます。画像は公式の別冊から作っているので、非公表の図は載っていません。
解いたあとは、次の条件を組み合わせて演習セットを作れます。
- 出題区分:総論・各論・必修
- 出題形式・特性:単一選択・2つ選べ・3つ選べ・計算問題・画像あり・禁忌肢を含む・連問
- 自信・正誤:自信あり・自信なし・正解・不正解(直近の演習の結果)
「必修で、前回自信がなかった問題だけ」のような集合を作れると、直前期の時間の使い方が変わります。
何年分を解くかは、医師国家試験の過去問は何年分やるべき?にまとめています。
よくある質問
医師国家試験の過去問を、無料で解く方法はありますか?
あります。厚生労働省が問題・正答・別冊を無料で公開しているほか、MEC Net でも第100回以降を無料で演習できます。
スマホとパソコンで、続きから解けますか?
サービスによります。端末の中に記録を持つアプリは、機種変更で記録が消えることがあります。Webのサービスなら、同じアカウントで端末をまたいで続きから解けます。
古い回の過去問も、解く意味はありますか?
あります。ただ、古い回ほど今の医療と合わない問題が混じるので、直近の回を優先して、余裕があれば遡りましょう。
まとめ
過去問アプリは、入れる前に、何回分入っているか・解説が付くか・画像問題が見られるかを見ましょう。無料でも、厚生労働省の公式公開と MEC Net で解けます。
解いたあとに弱点だけ絞って解き直せるかで、直前期の効率が変わります。教材全体の組み合わせ方は参考書・問題集・アプリの組み合わせ方にまとめています。
出典
- 1.一次資料厚生労働省「第120回医師国家試験問題および正答について」 mhlw.go.jp(2026-09-17 取得)
- 2.一次資料MEC Net(株式会社メック)「無料の医師国家試験 過去問/CBT 問題演習」 mecnet.jp(2026-09-17 取得)
- 3.一次資料App Store「最新 医師国家試験 過去問題集 2025(収録回・価格・更新日)」 apps.apple.com(2026-09-17 取得)
- 4.一次資料INFORMA by メディックメディア「QBオンライン医師国試(収録範囲・機能)」 informa.medilink-study.com(2026-09-17 取得)
- 5.一次資料INFORMA by メディックメディア「[最新版]「クエスチョン・バンク医師国家試験問題解説」年度更新されました!(2026年3月26日)」 informa.medilink-study.com(2026-09-17 取得)
- 6.一次資料MEC Net(株式会社メック)「ユーザー登録(既卒生専用・現役生は問い合わせで ID 発行)」 study.mecnet.jp(2026-09-17 取得)
本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制