国試本番までの学習計画 — 時期別の使い方
毎日の基本サイクル(解く・覚える・振り返る)は、どの時期でも変わりません。変わるのは「どこに力を入れるか」という比重です。ここでは本番までを基礎期・演習期・直前期の3段階に分け、それぞれで iwor をどう使うかの見取り図を示します。学年や開始時期によって期間は前後しますが、考え方は同じです。
基礎期:広く触れて「弱点の地図」を作る
最初の時期の目的は、点数を取ることではなく、自分の弱点の全体像を知ることです。分野別に少しずつ解き進め、理解度マップにできるだけ多くの分野を“点灯”させていきます。この段階で地図が埋まるほど、後の計画が立てやすくなります。
- 国試演習を分野別に薄く広く回し、各分野の現在地を把握する
- わからない背景は、その場でライブラリやAI講義を開いて土台を固める
- 間違えた問題・あいまいな問題は、迷わず暗記カードにしておく
- 正答率は気にしない。まずは「触れたことがある分野」を増やすことを優先する
演習期:理解度マップの薄い所を集中的につぶす
弱点の地図ができたら、色の薄い分野=伸びしろの大きい分野から優先して演習します。やみくもに全分野を均等にやるのではなく、ダッシュボードの「今日のフォーカス」や統計を手がかりに、その日いちばん効く範囲を選ぶのがこの時期のコツです。
- 理解度マップで薄い分野を選び、まとまった量を演習する
- 毎日の「復習ノルマ」を欠かさずこなし、覚えたことを定着させる
- 「自信あり」なのに間違えた“思い込み”の分野は、ライブラリやAI講義で説明を確認し直して穴を埋める
- 統計の正答率の推移を見て、伸びている分野・停滞している分野を確認する
直前期:仕上げと、記憶の維持
直前期は、新しいことを増やすより、これまで積み上げたものを落とさないことが中心になります。暗記カードの復習で記憶を維持しつつ、まだ残っている弱点を狙い撃ちします。本番の形式に慣れるため、回数別での通し演習も取り入れましょう。
- 暗記カードの復習を毎日続け、定着した知識を維持する
- 理解度マップで最後まで薄い分野を、優先的に総ざらいする
- 回数別で過去問を通して解き、時間配分と本番形式に慣れる
- 新しい教材に手を広げすぎない。iwor 内で弱点を埋めることに集中する
どの時期にも共通する2つのこと
1つは、毎日のサイクルを止めないこと。短時間でも「解く・覚える・振り返る」を回し続けるほうが、まとめて長時間やるより定着します。もう1つは、判断を勘ではなくデータで行うこと。次に何をやるか迷ったら、理解度マップと統計を見て決めれば、限られた時間を最も効く所に使えます。