学習の振り返り — ダッシュボードと統計の完全ガイド
振り返りの目的は、過去の成績を眺めることではなく「次に何をすべきか」を決めることです。iwor には、毎日ざっと見る「ダッシュボード」と、じっくり分析する「統計」の2つがあります。
ダッシュボードの見方
ダッシュボードは毎日の起点です。国試までの日数、今日やるべき復習、弱点テーマ、記憶の忘却曲線などが、ひと目で分かるようまとまっています。まずはここを開いて、その日の学習を始めましょう。

理解度マップの見方
理解度マップは、知識ポイントごとの理解度を色の濃淡で表したものです。濃いほど定着、薄いほど伸びしろがある、という直感的なルールです。色が薄い所=いまのあなたの弱点です。
この理解度は固定の点数ではなく、最後に学んでからの経過時間も加味して計算されます。しばらく触れていない分野は自然に色が薄くなり、復習のサインになります。演習や暗記カードを解くたびに更新されます。

今日のフォーカス・復習予報・活動
ダッシュボードには、毎日の行動を後押しする要素がそろっています。
- 今日のフォーカス:今日取り組むべき復習や、弱点テーマを提示します
- 復習予報:今後数日で復習期日が来るカード・問題の件数が分かります
- 活動カレンダー:学習を続けた日数(連続記録)を可視化します

統計でじっくり深掘りする
もっと詳しく振り返りたいときは「統計」を開きます。手応え・正答率・定着・復習の状況を、複数のパネルから多面的に確認できます。どれも「次に何をすべきか」を判断するための材料です。

主なパネルは次のとおりです。
- 自信と正誤・手応えの分布:解く前の自信と結果のずれを見ます。確信して正解できたもの、まぐれ当たり、そして「自信あり」なのに間違えた“思い込み”を区別できます。思い込みは、気づきにくく最優先で対策すべき弱点です。
- 形式別の正答率:画像・禁忌・計算・連問など、出題形式ごとの得手不得手が分かります。特定の形式に弱いと分かれば、その形式をねらって練習できます。
- 正答率の推移:週・月単位で正答率と問題数の移り変わりを追えます。伸びているか停滞しているかの確認に使います。
- 定着率(TRUE RETENTION)と推移:もう一度解いたときに正解できた割合=記憶の定着の質です。目安は75〜90%。下回るなら、復習間隔が長すぎるか内容が難しい可能性があります。
- 問題の状態:手持ちの問題が「学習中・定着途上・定着」のどの段階にどれだけあるかが分かります。
- 復習の予定・間隔・回数・推移:これからの復習量、次回までの間隔の分布、これまで何回復習したかの分布、直近の復習量の推移など、復習の負荷と進み具合を把握できます。
- 分野別の理解度:ダッシュボードと同じ理解度マップを、統計ページでもじっくり確認できます。
結果から「次の一手」を決める
統計を見たら、必ず行動に落とし込みましょう。代表的な使い方は次のとおりです。
- 理解度マップで色の薄い分野を、次の演習範囲に選ぶ
- 「自信あり」なのに不正解だった“思い込み”の分野は、ライブラリやAI講義で確認し、自分の言葉で説明し直す
- 形式別で正答率が低い形式(画像・連問など)を、重点的に練習する
- 定着率が目安を下回っているときは、復習をためずに毎日こなす
数字そのものに一喜一憂する必要はありません。統計は、限られた時間をどこに使うかを判断するための道具として活用してください。