医師国家試験の模試の判定は当たる?|メディックの公表では、第120回新卒のE判定の合格割合は77.84〜85.52%
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医師国家試験の模試の判定がどれくらい当たるかは、模試を作る会社が自社の数字として公表しています。メディックメディアは、判定A〜Eごとに、第120回の新卒の国試合格割合を出しています。[1]
E判定でも、合格割合は77.84〜85.52%でした。判定は合否の予言というより、合格の見込みの目安です。[1]
メディックメディアの判定別の合格割合
メディックメディアは、プレ・夏・冬・直前の4回の模試それぞれについて、判定ごとの第120回新卒の合格割合を表で公表しています。4回の値の幅で並べると、次のとおりです。[1]
- A判定(上位10%未満):99.00〜99.59%
- B判定(上位10〜40%):99.05〜99.32%
- C判定(上位40〜76%):97.35〜98.44%
- D判定(下位9〜24%):91.99〜95.95%
- E判定(下位9%未満):77.84〜85.52%
E判定の不合格割合は14.48〜22.16%で、メディックメディアは第120回の新卒全体の不合格率5.3%と比べて高いとしています。[1]
判定が下がるほど合格割合は下がります。ただ、E判定でも8割前後は合格していて、A判定でも100%には届いていません。判定は、どの位置にいるかを知る目安として読むのが、この表に合った読み方です。
模試と本番の点数の相関
メディックメディアは、第120回の国試本番の点数と自社模試の点数の相関も公表しています。縦軸は本番の一般・臨床の得点、横軸は模試の得点です。[1]
- 夏模試:相関係数 0.56
- 冬模試:相関係数 0.67
- 直前模試:相関係数 0.69
この散布図の集計対象は、模試を受けて講師速報に入力した新卒の学生とされています。夏・冬・直前の3つでは本番に近い模試ほど相関が高く、点で見るなら直前模試がいちばん本番に近い、というのがこの数字の読み方です。[1]
TECOMの公表は、3分野安全圏の98.5%
TECOMの全国統一模擬試験は、一般・臨床・必修の分野ごとに、努力圏・注意圏・安全圏の3つで判定します。3分野すべてで安全圏だった受験生の国試合格率は98.5%と公表しています。[2]
努力圏や注意圏で何割が合格したかは書かれていません。[2]
判定より使えるのは、落とした問題
判定が変えられるのは、次の模試までの勉強だけです。そのために一番使えるのは、判定の文字より、落とした問題そのものです。
正答率が高いのに自分が落とした問題から解き直すと、同じ点を本番で取りこぼしにくくなります。手順は模試の復習にまとめています。テコム模試の難しさはテコム模試の難易度にあります。メック模試はメック模試の難易度へ。
よくある質問
模試でE判定でも、国試に合格できますか?
メディックメディアの公表では、第120回の新卒でE判定だった人の合格割合は77.84〜85.52%でした。不合格割合は14.48〜22.16%で、新卒全体の5.3%より高くなっています。[1]
A判定なら、国試は確実ですか?
確実とは言えません。メディックメディアの公表では、第120回の新卒でA判定だった人の合格割合は99.00〜99.59%で、100%ではありませんでした。[1]
どの時期の模試の判定が当てになりますか?
メディックメディアの公表では、本番との相関は夏0.56、冬0.67、直前0.69で、本番に近い模試ほど高くなっていました。点で見るなら、直前模試がいちばん本番に近い目安です。[1]
まとめ
メディックメディアは判定A〜Eごとの第120回新卒の合格割合を公表していて、E判定でも77.84〜85.52%、A判定は99.00〜99.59%でした。TECOMは3分野安全圏の98.5%を公表しています。判定は合否の予言ではなく今の位置の目安として読み、落とした問題を拾うことに時間を使うのが、公表された数字に合った使い方です。
出典
- 1.一次資料メディックメディア(INFORMA)「模試の結果から国試の点数を予測する(判定別の合否割合の表と散布図は画像)」 informa.medilink-study.com(2026-09-27 取得)
- 2.一次資料エムスリーエデュケーション(TECOM)「全国統一模擬試験 国試との親和性」 m3e.jp(2026-09-27 取得)
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