福島の研修病院はどこを受けるか|第一位の登録が定員を超えたのは5プログラム、空席は37席(2025年度)
目次
2025年度のマッチングで、福島県は24プログラム・20病院、定員160に対してマッチ123でした。空席は11プログラムで合計37席です。[1]
県の平均だけを見ると足りません。プログラムごとに埋まり方が分かれているので、そこから見ます。
2025年度に第一位の登録が定員を超えたのは5プログラム
24プログラムのうち、中間公表の時点で第一位の登録が募集定員を超えていたのは5つです。白河厚生総合病院、福島赤十字病院、常磐病院、いわき市医療センター、大原綜合病院でした。[2]
この5つは定員が3人から12人で、いずれも満席になっています。順位表は行きたい順に書きます。ここを上に置きたいなら、見学の予定は早めに入れておきましょう。並べ方はマッチングの希望順位登録にまとめています。[1]
市中19プログラムは、全国の市中と同じ水準
市中の19プログラムは定員125に対して充足率89.6%です。全国の市中は88.7%なので、ほぼ同じ水準になります。「福島は埋まらない」という読み方は、ここでは当たりません。[1]
県内の内訳も見ておきます。大学病院の5プログラムは定員35に対して充足率31.4%で、全国の大学病院78.0%より低い数字です。希望順位に登録した学生は63人で定員の1.8倍いますが、中間公表の時点で第一位に置いていたのは6人でした。市中は登録384人で定員の3.1倍、第一位が115人です。[1],[2]
つまり順位表に載っていないわけではなく、登録はされたうえで第一位に置かれにくくなっています。埋まり方は研修の中身とは別の話です。
空席は37席、第一位の登録が0だったのは3プログラム
反対側も見ておきます。福島県で空席が出たのは11プログラム、合計37席です。中間公表の時点で第一位の登録が0だったプログラムは3つありました。[1],[2]
空席があっても、順位表に載せていなければマッチは成立しません。採用試験を受けて、行ってもよいと言えるなら順位表に載せる候補になります。数字は「席の取りやすさ」の目安であって、研修の質や教育体制の評価でも、個人の合否の予測でもありません。
この順で絞る
- 県の平均ではなく、プログラムごとの埋まり方を見る
- 第一位の登録が定員を超えた5プログラムは、行きたいなら早めに見学の予定を入れる
- 空席の出たプログラムは、研修の中身を見学で確かめてから順位表に載せる
- 通いやすさと診療科の構成を重ねて、最後に自分の条件で並べ直す
病院の絞り込み全体の手順は研修病院の選び方にあります。大学病院と市中の比べ方は初期研修は大学病院と市中病院どっちにまとめました。
よくある質問
福島は席が余っているのですか
プログラムによって正反対です。市中の19プログラムは充足率89.6%で全国の市中88.7%と同水準、大学病院の5プログラムは31.4%でした。どこを受けるかで話が変わります。[1]
大学病院に空席が多いのはなぜですか
理由は公表データからは分かりません。分かるのは、希望順位への登録は定員の1.8倍あり、そのうち第一位に置かれたのが6人だったという形までです。[1],[2]
この数字は今年も同じですか
2025年度の結果です。2026年度の組み合わせ結果は10月22日に発表されます。年度で動くので、最新の数字を見てから決めてください。[1]
まとめ
2025年度の福島県は、24プログラム・定員160に対してマッチ123でした。中間公表の時点で第一位の登録が定員を超えていたのは5プログラム、空席が出たのは11プログラムで合計37席です。市中19プログラムの充足率89.6%は、全国の市中88.7%とほぼ同じでした。プログラムごとの埋まり方を見てから、自分の条件を重ねてください。
出典
- 1.一次資料医師臨床研修マッチング協議会(JRMP)「令和7年度 研修プログラム別マッチ結果(募集定員・マッチ者数・空席数・希望順位登録した学生数)」 jrmp2.jp(2026-09-27 取得)
- 2.一次資料医師臨床研修マッチング協議会(JRMP)「令和7年度 中間公表(前日14時時点で各プログラムを第一位で希望順位登録している参加者数)」 jrmp2.jp(2026-09-27 取得)
本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制