コンテンツへスキップ
J-OSLER・EPOC

リウマチ版J-OSLER|内科の J-OSLER とは別のシステム。2021年4月より前に内科研修を始めた人は使えない

iwor 編集部4分で読めます
内科の J-OSLER と EPOC なら iwor。症例登録と病歴要約の進み具合を、ひとつの場所で。
目次

リウマチ版J-OSLER は、専攻医が経験した症例や技術・技能を登録し、指導医が評価するシステムです。日本リウマチ学会は「内科学会のJ-OSLERを基本に作成しています」と書いています。[1]

基本にしているだけで、同じものではありません。ログインする場所も内科の J-OSLER とは別です。

使えるかどうかは、内科研修をいつ始めたかで決まる

対象は、2021年4月に内科研修を開始し、2022年4月から膠原病・リウマチ内科領域の研修を開始した専攻医からです。[1]

それより前に内科研修を開始した専攻医は、リウマチ版J-OSLER を使えません。学会専門医の制度が対象になります。[1]

登録は、自動では始まらない

専攻医のユーザー登録は、学会事務局へのメール申請から始まります。氏名・フリガナ・会員番号・メールアドレス・勤務先を送ると、会員情報の確認を経て登録用のURLが届き、そこで仮登録をします。[1]

会員の登録料は無料です。指導医のほうは、新専門医制度のプログラム申請の際に登録した人が対象で、1施設につき10名までです。

指導医1名が同時に受け持てる専攻医は3名までです。3名を受け持っている間は、翌年に新規で受け持つことができません。[2]

評価は一次評価まで。二次評価は申請のとき

症例と病歴要約の評価は一次評価のみです。病歴要約の二次評価は、申請書類を提出する際に症例審査委員が審査します。[1]

一次評価の期間は3年目の4月1日から3月31日まで、修了判定は4月1日から5月30日までです。修了判定のあとに、施設が膠原病・リウマチ内科領域専門研修修了証明書を発行します。[1]

多職種評価は、膠原病・リウマチ内科領域では基本領域学会で行うため、この領域としては行わない扱いです。ただしリウマチ版J-OSLER の上では別で、自己評価と専攻医評価を完了させるには指導医による多職種評価が必須だと学会は答えています。[2]

内科の J-OSLER に無いもの

この領域には、システムに載せる書類が別にあります。ローテーション研修(技術・技能項目目標6)では、証明書を3つアップロードします。

  • 院内・外の整形外科カンファレンスへの出席2回
  • 関節手術の見学2回
  • 日本リウマチ学会認定外科領域研修講演の受講3回
  • 外来症例報告……登録している経験外来症例のうち30症例を記載する
[1]

外来症例報告は、入院症例記録10症と合わせて基幹施設の研修管理委員会に提出します。研修管理委員会が確認して、専門研修修了証明書を発行します。[2]

逆の向きの違いもあります。初期臨床研修期間中の症例と技術・技能は、リウマチ版J-OSLER には登録できません。[2]

「J-OSLER」と名の付くものは1つではない

内科学会の J-OSLER があり、日本リウマチ学会のリウマチ版J-OSLER があり、日本循環器学会の循環器J-OSLER があります。名前が似ているぶん、案内を読む前にどれの話かを確かめる価値があります。[3],[4]

内科の J-OSLER の側の要件はJ-OSLER の疾患群一覧にまとめています。消化器で同じように領域が分かれる話はJ-OSLER の消化器へ。

iwor が対応しているのは内科の J-OSLER と EPOC だけ

iwor の J-OSLER の画面が扱うのは内科の J-OSLER と EPOC で、リウマチ版J-OSLER には対応していません。

iwor は日本リウマチ学会・日本内科学会・日本専門医機構・厚生労働省の公式システムではないので、正式な登録と評価はそれぞれのシステムで行います。

iwor なら、内科の J-OSLER の残りが数字で見えます。

症例と疾患群、病歴要約29篇、講習・学術・JMECC・360度評価の6項目を、残りいくつかで逆算できます。iwor は医師のためのワークスペースです。

無料ではじめる

よくある質問

内科の J-OSLER と同じアカウントで入れますか

入れません。リウマチ版J-OSLER はログインする場所が別で、ユーザー登録も学会事務局への申請から別に行います。

登録にお金はかかりますか

会員の登録料は無料です。ただし日本専門医機構認定となる場合、専門医申請の際の申請料や認定証などの費用の変更が検討されている、と書かれています。[1]

外来の症例は何例まとめますか

30症例です。リウマチ版J-OSLER に登録している経験外来症例のなかから記載します。

多職種評価は要りますか

要ります。領域としては基本領域学会で行うため行わない扱いですが、リウマチ版J-OSLER の上では別です。自己評価と専攻医評価を完了させるには、指導医による多職種評価が必須です。[2]

まとめ

リウマチ版J-OSLER は内科の J-OSLER を基本にした別のシステムで、入口も評価の流れも別です。

まず自分が対象かを確かめます。分かれ目は、内科研修を始めたのが2021年4月かそれより前かです。

対象なら、学会事務局にメールを送るところから始まります。そして内科の側に無い2つ、ローテーション研修の証明書3種と外来症例報告30症例を、早いうちから数えておきます。

出典

  1. 1.一次資料日本リウマチ学会「リウマチ版J-OSLER」 ryumachi-jp.com(2026-09-24 取得)
  2. 2.一次資料日本リウマチ学会「J-OSLER FAQ」 ryumachi-jp.com(2026-09-24 取得)
  3. 3.一次資料日本内科学会「専攻医登録評価システム(J-OSLER)」 naika.or.jp(2026-09-24 取得)
  4. 4.一次資料日本循環器学会「循環器J-OSLERについて」 j-circ.or.jp(2026-09-24 取得)

本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制

関連記事

内科の J-OSLER は、残りを数えながら進められる。

病歴要約は AI で下書き、記録は残りから逆算。本文は iwor に保存しません。iwor は医師のためのワークスペースです。