医師国家試験の1週間前に何をやるか|第120回の400問を、本番と同じ2日間で通す
目次
残り1週間なら、新しい教材を始めずに、本番と同じ2日間の形で1回分を通しで解いてください。第121回医師国家試験は2027年2月6日(土)・7日(日)の2日間です。[1]
通しに使うのは、直前の第120回です。iwor の収録データで数えると400問あり、そのうち91問に画像がつき、30問が「2つ選べ」などの複数選択でした。この形で2日間解ききれるかどうかは、知識とは別に確かめられます。1週間あれば、2日を通しに使い、残る5日を間違えた問題の解き直しに充てるところまで入ります。
勉強とは別に、この時期にしかできないこともあります。試験会場は受験票が届くまで分かりません。受験票は2027年1月上旬に発送される予定なので、1週間前には手元にあるはずです。[1]
本番は2日間。第120回は400問だった
第121回は2027年2月6日(土)と7日(日)に行われます。1週間前にやる「通し」は、この2日間の形に合わせて組みます。[1]
iwor が収録している直前の第120回は400問で、そのうち100問が必修でした。
組み方は単純です。1回分を2日に分け、途中で答え合わせをせず、最後まで解いてから採点します。1問ずつ解説を読みながら進める解き方とは、時間の減り方が変わります。手が止まった問題は、そのときの時刻といっしょに書き留めておいてください。当日のブロック別の時間と問題数は医師国家試験の時間割に出してあるので、通しの時間枠はそれに合わせられます。
通しに2日を使うと、残りは5日です。この5日は新しい範囲ではなく、通しで間違えた問題と、これまでに間違えた問題の解き直しに使ってください。1ヶ月前の段階で何を後ろに回すかは医師国家試験の1ヶ月前に何をやるかにまとめています。
第120回は400問中91問に画像がついていた
第120回で画像がついていたのは91問でした。400問のうち2割強にあたります。
画像つきの問題は、設問を読む、画像を見る、設問に戻る、という往復が入ります。1問にかかる時間は問題ごとに違うので、通しで解くと、その差が自分の場合どれくらいかが分かります。普段の演習で画像のある問題を後回しにしているなら、通しの前に画像つきの問題だけを続けて解いておくと、当日が初めての計測になりません。
「2つ選べ」は30問あった
同じ第120回で、設問文に「2つ選べ」などの複数選択の指示があったのは30問でした。
選ぶ数は問題ごとに変わるので、通しで解くときは、答えの中身だけでなく、指定された数と自分が選んだ数が合っているかまで見てください。紙や PDF で通す場合、この確認は自分でやることになります。
画像と複数選択だけを、まとめて解く。
iwor は医師のためのワークスペースで、国試演習は毎日無料で使えます。回数別や分野別で開いた問題一覧から、出題特性「画像」「複数選択」や出題区分「必修」で絞って演習セットを作れます。無料プランなら1回5問の演習を毎日3回ためせて、PRO なら絞り込んだぶんを最後まで通して解けます。
無料ではじめる試験会場は、受験票が届くまで分からない
第121回の試験地は、北海道・宮城県・東京都・新潟県・愛知県・石川県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・熊本県・沖縄県の12都道府県です。ただし公告に書かれているのは試験地までで、会場については次のように記されています。[1]
試験会場については受験票送付時に案内する。会場に関する問合せには応じられない。[1]
受験票は郵送で交付され、発送は2027年1月上旬の予定です。公告は、2027年1月25日(月)までに届かない場合の連絡先として医師国家試験運営本部事務所を案内しています。1週間前の時点でまだ届いていないなら、その日付はもう過ぎているので、気づいた時点ですぐ連絡してください。届いている人にとって、この週は案内された会場を見て、当日の経路と前泊の要否を決める時期にあたります。出願から合格発表までの日程は第121回医師国家試験の日程と3つの締切に並べています。[1]
必修は別枠で判定される。ほかの問題の得点では埋められない
第120回の合格基準は3つあり、必修は総得点160点以上/200点、必修を除いた一般問題と臨床実地問題は総得点224点以上/300点、禁忌肢の選択数は3問以下でした。必修の200点と、それ以外の300点は別々に判定されます。300点のほうは苦手な分野を得意な分野で埋められますが、必修で足りないぶんをそちらの得点で補うことはできません。[2]
だから通しで採点したら、解き直しの先頭に置くのは必修で落とした問題です。禁忌肢のほうは、厚生労働省がどの問題のどの選択肢を禁忌肢としたかを公表していないので、自己採点では数えられません。必修と禁忌肢の守り方は必修問題と禁忌肢、基準そのものの読み方は医師国家試験のボーダーの読み方にまとめています。
よくある質問
1週間前に新しい問題集を始めてもいいですか?
通しに使う1回分のほかは増やさないでください。2日の通しと5日の解き直しで、1週間はほぼ埋まります。第120回は400問なので、新しい問題集を足すとしても、通しの2日と解き直しの5日のどちらかを削ることになります。
試験会場はいつ分かりますか?
受験票が届いたときです。第121回の公告に書かれているのは試験地までで、会場は受験票で案内されます。発送は2027年1月上旬の予定なので、1週間前になっても届いていなければ、医師国家試験運営本部事務所にすぐ連絡してください。[1]
画像の問題はどう練習すればいいですか?
画像つきの問題だけを抜き出して続けて解くのが手早い方法です。第120回では400問中91問が画像つきだったので、通しの前に、この形式に自分がどれくらい時間をかけているかを測っておけます。iwor の演習では、回数別や分野別で開いた問題一覧から出題特性「画像」で絞れます。
前日は何をすればいいですか?
持ち物と経路を確定させてください。会場は受験票の送付時に案内されるものなので、前日までに住所と行き方を確認しておく必要があります。勉強を足すなら、通しで間違えた問題のうち、必修に区分されるものだけに絞るのが無理のない範囲です。[1]
まとめ
1週間前にやることは、2日の通しと5日の解き直しです。第121回は2027年2月6日・7日の2日間なので、通しもその形に合わせます。[1]
使うのは直前の第120回で、400問のうち91問に画像がつき、30問が複数選択でした。通しでは答えの中身だけでなく、時間の減り方と選んだ数まで見てください。解き直しの先頭に置くのは、ほかの問題の得点では埋められない必修で落とした問題です。そして会場は受験票の送付時に案内されるので、経路と前泊の判断はこの週のうちに済ませてください。模試の結果をどう扱うかは模試の復習をどうするかにまとめています。
出典
- 1.一次資料厚生労働省「医師国家試験の施行について(第121回・令和8年7月1日公告)」 mhlw.go.jp(2026-08-08 取得)
- 2.一次資料厚生労働省「第120回医師国家試験の合格発表について」 mhlw.go.jp(2026-08-08 取得)
本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制