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試験対策

医師国家試験の英語問題は何問出る?|直近5回で19問、うち7問が必修。第113回から毎回出ている

iwor 編集部4分で読めます
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目次

医師国家試験の英語問題(設問が英語のもの)は、直近5回で19問、1回あたり2〜5問です。第120回は5問でした。19問のうち7問は必修で、第112回までは1問も出ていません。

設問が英語の問題は、第113回から

設問も選択肢もすべて英語の問題は、第100回から第112回までは1問もなく、第113回が初めてです。

  • 第100〜112回:0問
  • 第113回:1問/第114回:3問/第115回:4問
  • 第116回:3問/第117回:2問/第118回:4問
  • 第119回:5問/第120回:5問

「英語の設問は出ない」は、第112回までの話です。少し前の合格体験記を読むときは、この違いに気をつけましょう。

19問のうち7問は、必修

直近5回の19問のうち、7問は必修でした。数は少なくても、落とせない側に置かれている問題です。必修と禁忌肢の守り方は、医師国家試験の必修問題と禁忌肢にまとめています。

英語問題には、2つの形がある

① 設問そのものが英語(第100〜120回で27問)

問題文も選択肢もすべて英語です。一問一答の形では、第119回A3がこう問います。[2]

Which of the following is the most common site of hypertensive intracerebral hemorrhage?[2]

症例が英語で書かれ、診断や次の一手を選ぶ形もあります。第119回B35はこう始まります。

A 25-year-old man presented with abdominal pain which started two days ago.[2]

症例の形は、日本語の臨床実地問題と同じです。読む言語が変わるだけで、聞かれていることは変わりません。

実物は公開しています。一問一答の形は、慢性腎臓病を扱った120A8で見られます。高血圧性脳出血の好発部位を問う119A3も同じ形です。大球性貧血で欠乏を疑う栄養素を問う120F11もあります。

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② 日本語の設問に、英文の資料が付く

設問は日本語で、読む材料が英語の形です。英文の診療録、英語の紹介状、予防接種証明書、WHO憲章の前文などが出ています。こちらは①より古く、第104回B3ではWHO憲章前文の空所補充が出ています。

第120回では、医師の名言を英語で引いて人物を選ぶE10がこの形でした。[4]

第120回の英語は、難しくなかった

日本医学英語教育学会のブログに書いている押味貴之氏は、第120回の英語問題5問の全文を検討し、明らかな文法の誤りや不自然な表現は見当たらないと書いています。難易度は全体として高くなく、多くは高度な医学英語がなくても、臨床の基本的な理解と標準的な用語で答えられる、という評価です。[1]

出てくる英語は、臨床で使う定型に寄っています。年齢と性別で始まり、主訴、現病歴、身体所見と続く順番は、日本語の症例文と同じです。

何を準備すればいいか

英単語帳を増やすより、症例文の型に慣れておきましょう。第116回A61はこう始まります。

A 64-year-old man was brought to the emergency department because of left hemiplegia with impaired consciousness.[3]

型に慣れていれば、知らない単語が1つ2つあっても、設問までは読めます。

英語の設問は第100〜120回で27問、直近5回なら19問なので、まとめて目を通せます。分野は公衆衛生・医学総論から救急、感染症、神経まで散らばっているので、英語の勉強というより、英語で書かれた既習範囲の確認として扱いましょう。

残りの範囲の優先順位は、医師国家試験の対策ガイドにまとめています。直前期の詰め方は、医師国家試験の直前期は何をする?へ。

よくある質問

医師国家試験で、英語の設問は何問出ますか?

直近5回(第116〜120回)では19問、1回あたり2〜5問です。第119回と第120回は5問、最も少ない第117回は2問でした。

英語の設問への対策は、必要ですか?

直近5回の19問のうち、7問が必修に出ています。過去問の英語の設問には、通しで目を通しておきましょう。

第120回の英語問題は、どのくらいの難しさでしたか?

日本医学英語教育学会のブログで押味貴之氏が、多くは高度な医学英語がなくても、臨床の基本的な理解と標準的な用語で答えられると評価しています。[1]

いつから、英語の設問が出るようになりましたか?

第113回からです。第100回から第112回までは出ていません。

まとめ

設問が英語の問題は、直近5回で19問、1回あたり2〜5問です。第113回から出はじめ、19問のうち7問が必修でした。数は少なくても落とせない側にあるので、過去問の英語の設問と、英文の資料が付く問題に、まとめて目を通しておきましょう。

出典

  1. 1.一次資料日本医学英語教育学会(JASMEE)「Reflections on the English Questions in the 120th Japan Medical Licensing Examination (JMLE)」 jasmee.jp(2026-09-17 取得)
  2. 2.一次資料厚生労働省「第119回医師国家試験問題および正答について」 mhlw.go.jp(2026-09-17 取得)
  3. 3.一次資料厚生労働省「第116回医師国家試験問題および正答について」 mhlw.go.jp(2026-09-17 取得)
  4. 4.一次資料厚生労働省「第120回医師国家試験問題および正答について」 mhlw.go.jp(2026-09-17 取得)

本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制

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