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試験対策

ポリクリのコツは?|採血も縫合も、指導医の下で実施が始まるべき医行為。次に回る科の国試問題も先に解く

iwor 編集部4分で読めます
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目次

ポリクリ(臨床実習)では、何を任され、どこまでやってよいかを先に知っておきましょう。医学生が実習で行う医行為の例示には、静脈採血・皮膚縫合・一次救命処置などが、実習中に「実施が開始されるべき医行為」として載っています。できるのは、共用試験に合格した学生が、大学の臨床実習の中で、指導医の監督と患者の同意のもとに行うときです。次に回る科の国試問題を先に解いておくと、実習の予習と国試の勉強が重なります。[1],[2]

採血や縫合は、実施が開始されるべき医行為

文部科学省の医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)の巻末、診療参加型臨床実習実施ガイドラインに、医学生の医行為の例示があります。項目は必須と推奨の2つです。必須項目は「医師養成の観点から臨床実習中に実施が開始されるべき医行為」、推奨項目は「実施が開始されることが望ましい医行為」です。[1]

必須項目には、医療面接、診療記録記載、バイタルサインチェック、静脈採血、末梢静脈確保が並んでいます。皮膚縫合、抜糸、手術助手、一次救命処置、心電図検査、超音波検査なども、ここに入っています。[1]

医師法にも、実習中の医業が定められている

令和3年法律第49号で医師法が改正され、共用試験に合格した医学生は、大学が行う臨床実習で、医師の指導監督の下に医業を行うことができると定められました。医師法17条の2で、2023年4月1日の施行です。[2]

やるかどうかは、指導医が決める

例示は、各大学が実施範囲を決めるときの参考です。実際にやるかどうかは、現場の指導医が患者の状況と学生の習熟度を見て決めます。患者への説明と同意が前提で、ガイドラインは院内掲示・包括同意・個別同意を項目として立てています。[1]

学生が独断で医行為をしてはならないことも、ガイドラインの実習協定書の文例に書かれています。処方箋の交付は政令で除かれているので、処方は計画と下書きまでです。[1]

次に回る科の国試問題を、先に解いておく

次に回る科の国試問題、とくに症例を読んで検査や初期対応を答える臨床問題は、実習で担当患者について聞かれることと形が近いです。第120回の400問は、iwor が分ける22分野すべてに出題があります。回る科が決まったら、その科に近い分野の問題を先に解いておきましょう。

次に回る科の問題だけ、先に解く。

検索で、回っている科に近い科目と出題形式の「臨床問題」を選べば、実習前の予習セットがその場で組めます。iwor は医師のためのワークスペースです。

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カルテを書くのも、実習の中身

診療記録記載(診療録作成)も、採血や縫合と同じ必須項目に入っています。雑務ではなく、練習として引き受けましょう。実習に参加する学生には、医師法の守秘義務がかかります(17条の3)。実習で知った患者の秘密を、よそで話したり SNS に書いたりしてはいけません。[1],[2]

カルテの書き方は研修医のカルテの書き方にまとめています。持ち物はポリクリの持ち物へ。

よくある質問

採血や縫合を、学生がやってもいいのですか?

静脈採血も皮膚縫合も、実施が開始されるべき必須項目です。共用試験に合格した学生が、大学の臨床実習の中で、医師の指導監督の下に行います。患者への説明と同意が前提です。

一覧に載っていても、やらせてもらえないことはありますか?

あります。ガイドラインの実習協定書の文例に、必修項目とされている医行為でも見学にとどまることがある、と書かれています。機会が来たときに引き受けられるよう、準備しておきましょう。

実習中、国試の勉強と両立できますか?

回っている科の問題を解けば、実習の予習と国試の演習を重ねられます。いつから国試対策を始めるかは医師国家試験の勉強はいつからにまとめています。

まとめ

採血も縫合も、共用試験に合格した学生が、大学の臨床実習の中で、指導医の監督の下に実施していく医行為です。機会が来たら、患者への説明と同意が済んでいるかを確かめて引き受けましょう。

次に回る科の国試問題を解いておけば、実習と国試の勉強を一本にできます。実習前の共用試験の対策はCBTの問題集の選び方にまとめています。

出典

  1. 1.一次資料文部科学省「医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)」 mext.go.jp(2026-09-17 取得)
  2. 2.一次資料e-Gov法令検索「医師法(昭和23年法律第201号)第17条の2・第17条の3」 laws.e-gov.go.jp(2026-09-17 取得)

本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制

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