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専門医の更新の方法|日本専門医機構の基準では、5年で合計50単位以上が原則。学会参加の単位は5年で6単位まで

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目次

日本専門医機構の基準では、専門医の更新は5年ごとで、その間に合計50単位以上をそろえるのが原則です。5年の原則を前倒しして更新することはできません。[1]

内科・外科・眼科・総合診療の4領域は、機構の基準による更新がまだ実施されていないと、2025年4月21日の専門医認定・更新委員会の委員長挨拶は書いています。自分の学会の更新規定を最初に開き、どの基準で更新するかを確かめます。[3]

50単位の内訳は4つ

補足説明は、更新に必要な単位を次の4つの合計で数えるとしています。配分は原則で、各領域学会が合計50単位以上になるように調整できます。[1]

  • 診療実績の証明:5〜10単位
  • 共通講習:8〜10単位(このうち8単位は必修講習)
  • 領域講習:20単位以上
  • 学術業績・診療以外の活動実績:0〜10単位
[1]

審査の項目には、単位のほかに、勤務実態の自己申告、学会が行う更新審査、多様な地域における診療実績も入っています。領域講習が20単位以上といちばん大きいので、5年のうちに参加する講習会の予定を先に決めておくと、期限の前に慌てずに済みます。[1]

共通講習は、必修が8項目

共通講習の必修は、必修講習A(医療安全・感染対策・医療倫理)と必修講習B(医療制度と法律・地域医療・医療福祉制度・医療経済・両立支援)です。必修講習は、5年間にそれぞれ1単位以上です。[1]

多様な地域での診療実績が認められた人は、必修講習Bの5項目が免除され、必修は必修講習Aの3単位になります。受講には e-ラーニングや院内・医師会の講習も考慮されるので、勤務先の講習が共通講習として認められるかを先に確かめておきます。[1],[2]

学会に参加した単位は、5年で6単位まで

学術業績・診療以外の活動実績のうち、各領域学会が指定する学術集会(地方会を含む)への参加には、1回1〜3単位の範囲で学会が単位を決め、5年間で6単位が上限です。セッションに参加せずに出席登録だけした場合は、単位になりません。[1]

同じ枠には、学術集会での筆頭発表と司会・座長も入り、どちらも1単位です。学会が認定する学術雑誌の査読(1論文につき1単位)は、学会が単位数を決めるときの例として挙がっています。参加の単位は5年で6単位で頭打ちになるので、発表や査読の機会もあわせて数えます。[1]

何回更新しても、診療実績は原則として免除されない

補足説明は、連続して複数回更新した専門医でも、原則として診療実績の証明の免除は行わないとしています。従来の診療実績の証明のほかの方法としては、自己学習の利用を勧め、筆記試験などの併用が望ましいとしています。[1]

満たせないときは、期限の前に猶予を申請する

所定の期間に更新基準を満たせないときは、更新期限を過ぎる前に更新猶予を申請でき、承認されれば1年間猶予されます。猶予の間も機構専門医の資格は保たれ、6年目に更新します。[1]

留学・病気療養・妊娠・出産・育児・介護・地域枠の従事要件などの特定の理由があれば、更新の年に申請して原則1年、事情によって1年単位で延長できます。これら以外の理由で満たせずに失効した場合は、学会の審査で正当な理由と認められれば、失効後1年以内に基準を満たして資格を戻せます。失効から戻るまでの間は専門医ではありません。[1]

失効してからの復活は、学会の審査が前提で、その間は専門医ではなくなります。足りないと分かった時点で期限の前に猶予を申請しておけば、資格を保ったまま間に合わせる道が残ります。

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よくある質問

専門医の更新には、何単位必要ですか?

日本専門医機構の補足説明では、合計50単位以上が原則です。内訳と単位の数え方は学会ごとに調整されているので、自分の学会の更新規定で確かめます。[1]

更新を延長・猶予できるのは、どんなときですか?

所定の期間に基準を満たせないときは、期限の前に1年間の猶予を申請できます。承認されれば、その間も資格は保たれます。留学や出産、病気療養などの特定の理由があれば、申請で延長もできます。[1]

学会に参加した単位は、どこで確かめますか?

学会の更新規定の単位表で確かめます。学術集会への参加の単位は、その学会が指定したものだけが対象で、5年で6単位が上限です。[1]

まとめ

日本専門医機構の基準では、専門医の更新は5年ごとで、合計50単位以上(診療実績・共通講習・領域講習・学術業績)が原則です。共通講習は必修8項目、学会参加の単位は5年で6単位までで、何回更新しても診療実績は原則として免除されません。足りないと分かったら、期限の前に猶予を申請します。

出典

  1. 1.一次資料一般社団法人 日本専門医機構「整備指針(第三版 2020年2月版)における「専門医の認定・更新」に関する補足説明(2024年12月20日 一部改訂理事会承認)Ⅱ.「専門医の更新」に関する補足説明・参考資料1」 jmsb.or.jp(2026-09-28 取得)
  2. 2.一次資料一般社団法人 日本専門医機構「専門医制度整備指針(第三版・2020年2月)2.専門医の更新」 jmsb.or.jp(2026-09-28 取得)
  3. 3.一次資料一般社団法人 日本専門医機構「専門医の方へ(専門医 認定・更新概要/専門医認定・更新委員会 委員長挨拶 2025年4月21日)」 jmsb.or.jp(2026-09-28 取得)

本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制

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