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J-OSLER・EPOC

J-OSLER の講習会は2種類|共通講習は年2回以上で通算6回、JMECC は1回。学術集会も別枠で6回

iwor 編集部5分で読めます
J-OSLER・EPOC なら iwor。症例登録と病歴要約の進み具合を、ひとつの場所で。
目次

J-OSLER で講習会と呼ばれるものは2つあります。JMECC と、医療倫理・医療安全・感染対策の共通講習です。修了要件では別の項目に置かれていて、数え方も違います。[1]

内科専攻医の J-OSLER の話です。サブスペシャルティ領域の J-OSLER は別のシステムで、要件も別に決まっています。

修了要件は6つ。うち2つが講習会

6つとも J-OSLER に入っていて、指導医の承認も済んでいること。そのうえで管理委員会が確かめ、修了判定会議にかけます。[1]

  • 症例と疾患群 … 56疾患群以上、120症例以上
  • 病歴要約 … 受理されたもの29編
  • 発表 … 学会発表か論文発表を2編。あわせて内科系の学術集会や企画にも出る
  • JMECC … 受講する
  • 講習会 … プログラムが定めるものを受ける
  • 360度評価 … 指導医とメディカルスタッフの評価で、適性に疑問が残らないこと
[1]

4つめの JMECC と、5つめの共通講習が、どちらも「講習会」と呼ばれます。混ざりやすいのはこのためです。症例と病歴要約の中身はJ-OSLER の病歴要約29篇の内訳へ。

セルフトレーニング問題がこの6つに入らない理由はJ-OSLER の修了要件にセルフトレーニング問題は入っていないにまとめました。

共通講習は異なる分野を年2回以上、通算6回

整備基準が求めているのは、医療倫理・医療安全・感染対策の3分野のうち、任意の異なる組み合わせで年に2回以上受けることです。[1]

学会の告知は年あたり2回、標準の3年で通算6回と示しています。J-OSLER の修了認定の入力項目でも、この枠の登録は6回以上が必須です。[3],[2]

3分野をどう配分するかまでは決まっていません。異なる組み合わせが条件なので、年に同じ分野を2回受けても足りません。[1]

JMECC は1回。重ねる枠ではない

JMECC は内科救急の講習会です。修了認定の入力項目では1回の受講が必須とされています。シミュレーターを使う実習なので、共通講習のように受講だけを重ねる枠ではありません。[2],[1]

開催回数が限られるので、3年目に回すと枠が取れないことがあります。締切と、間に合わないときの措置はJ-OSLER が間に合わないときにまとめています。

学術集会も6回。別の枠で数える

内科系の学術集会や企画に、年に2回以上出ることも必須です。これは講習会の枠とは別に数えます。[1]

J-OSLER の入力項目が求める数は、講習会も学術集会もどちらも6です。違うのは上限のほうで、学術集会には10回分までという枠があります。[2]

発表のほうは2編です。学会発表でも論文発表でも構いません。[1]

共通講習は e-learning でも受講実績になる

学会は内科専門医更新向けの共通講習を e-learning で開いており、専攻医がこれを受ければ講習会を受けた実績に数えられます。この項目は COVID-19 に伴う措置ではありません。2024年度以降の採用者にも当てはまると学会が補足しています。[3]

費用は1講座2,200円(税込)です。利用できるのは学会の会員に限られ、初めてなら会員照会のうえでサイトの利用登録が要ります。[3],[4]

受けた回数を控えておく

講習会と学術集会は、症例や病歴要約と違って「あと何回」がそのまま残りになります。数えるものが少ないぶん、受けた日を控えておけば足ります。

iwor では JMECC・共通講習・学術集会・発表・360度評価の5項目を1画面に並べられます。iwor は日本内科学会・日本専門医機構・厚生労働省の公式システムではないので、正式な登録と評価はJ-OSLERで行います。

iwor なら、修了要件の残りが数字で見えます。

症例と疾患群、病歴要約29篇、講習・学術・JMECC・360度評価の6項目を、残りいくつかで逆算できます。EPOC の経験すべき症候29・疾病26にも対応しています。iwor は医師のためのワークスペースです。

無料ではじめる

よくある質問

共通講習は何回受ければいいですか

医療倫理・医療安全・感染対策のうち異なる分野を、年に2回以上です。標準の3年なら通算6回になり、J-OSLER の修了認定でも登録は6回以上が要ります。[3],[2]

同じ分野を年2回受けてもいいですか

整備基準は「任意の異なる組み合わせにより、年2回以上」と書いています。異なる組み合わせが条件なので、同じ分野を2回では満たしません。[1]

e-learning は無料で受けられますか

有料です。学会の共通講習 e-learning は1講座2,200円(税込)で、受講できるのは会員に限られます。[3],[4]

オンラインの講習でも認められますか

学会の e-learning も、専攻医の講習会の実績として認められます。院内開催のほかにこの選択肢があります。[3]

学術集会の参加は講習会に数えられますか

別枠です。ただし必要な数は講習会と同じ6で、J-OSLER の登録枠は10回分までです。参加そのものは年2回以上が必須です。[1],[2]

まとめ

講習会は2種類です。JMECC が1回、医療倫理・医療安全・感染対策の共通講習が年2回以上で通算6回。共通講習は異なる組み合わせで受ける必要があり、同じ分野を重ねても条件を満たしません。学術集会の参加は別の枠で、必要な数はこちらも6、上限だけ10回分と決まっています。発表は2編です。院内で講習会が開かれないときは、学会の e-learning が実績になります。

要件は改定されます。現行版は専門研修プログラム整備基準【内科領域】改定第2版です。学会の制度に関する資料のページからも辿れます。

出典

  1. 1.一次資料日本内科学会「専門研修プログラム整備基準【内科領域】改定第2版(2024年9月20日承認)§53 修了要件」 cdn-naikaprod.pressidium.com(2026-09-19 取得)
  2. 2.一次資料日本内科学会「内科版J-OSLER 修了認定 入力項目一覧表」 cdn-naikaprod.pressidium.com(2026-09-19 取得)
  3. 3.一次資料日本内科学会「COVID-19の影響に伴う内科専門研修の措置について(2026年6月4日付更新)」 naika.or.jp(2026-09-19 取得)
  4. 4.一次資料日本内科学会「内科学会専門医共通講習 e-learning」 bfd.naikaondemand.jp(2026-09-20 取得)

本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制

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