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J-OSLER・EPOC

消化器病専門医のなり方|連動研修で3年以上、学会Q&Aでは最短で医籍登録7年目に受験。2019年以降の内科系は J-OSLER-G で120症例

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目次

消化器内科の専門医は、日本消化器病学会が認定する「消化器病専門医」です。内科専門研修を土台にし、内科研修の2年目から消化器の研修を連動させることもできます。[1],[3]

学会の Q&A によると、内科と消化器の連動研修では、医籍登録4年目の4月から3年以上の消化器臨床研修が要ります。最短で医籍登録7年目から受験できます。[3]

内科研修の2年目から、連動研修ができる

学会は、内科領域研修との連動研修を内科研修の2年目から認めています。内科研修1年目から同時に始めることは認めていません。[4],[8]

連動研修では、内科研修の2年目から消化器の研修期間を数え始められます。消化器の研修は、学会の認定施設・関連施設・特別関連施設で行い、特別関連施設で数えられるのは1年間までです。[1]

連動研修をするかどうかで受験できる年が変わるので、内科のプログラムを選ぶ段階で、そのプログラムが消化器との連動に対応しているかを確かめておきます。

2023年以降に医師免許を取った人の条件

専門医制度規則の第4条は、専門医になる条件を次のように定めています。[1]

  • 4年以上続けて学会の会員で、申請年度まで会費を納めている
  • 申請年度の直近5年以内に、学会の総会とJDDW(本学会大会)に各1回以上、総会ポストグラデュエイトコースに1回以上(半日単位なら2回以上)出席している
  • 同じく直近5年以内に、消化器の学会発表か論文が、筆頭か共著で3件以上ある
  • 内科・外科・放射線診断・放射線治療のいずれかの専門医資格を持っている
  • 消化器病専門医試験に合格している
[1]

内科系の受験資格は3つで、すべて満たします。1つ目は基本領域の専門医資格に必要な臨床研修の修了、2つ目は基本領域の臨床研修開始後4年以上の経過です。3つ目は、基本領域の臨床研修開始2年目以降に、認定施設などで3年以上の消化器病専門医研修を修了していることです。[1]

会員歴は4年以上が要るので、連動研修を始める年には入会しておきます。学会の Q&A は、2027年の申請なら2024年12月31日までの入会を例に挙げています。[3]

発表・論文の3件は、研修の最後の年にまとめて作ろうとすると間に合いません。消化器の研修に入った年から、地方会の発表を1件ずつ重ねておくと楽になります。

J-OSLER-G は、原則として2019年度以降に免許を取った人が使う

J-OSLER-G は、専攻医が経験した症例や技術・技能を登録し、指導医が評価する学会のシステムです。内科学会の J-OSLER をもとに作られていますが、別のシステムです。[5]

J-OSLER-G の利用対象は、原則として2019年度以降に医師免許を取った人です。内科が基本領域なら、連動研修の場合は内科専門研修の開始から1年たてば使い始められます。[6]

申請書類には、J-OSLER-G から出す症例登録数確認表が入っています。2022年以前に免許を取った人には2030年まで別の条件が認められていますが、2019年以降の内科系の人は、この確認表も出します。[1],[2]

3年以上の認定研修の間に、全107疾患のうち58疾患以上を、消化管・肝・胆道・膵・腹腔腹壁に偏りなく経験し、120症例以上を登録します。外来の症例は20%までです。[2],[7]

内科の J-OSLER も、同時に進む

連動研修の間は、内科学会の J-OSLER の修了要件も同時に進みます。内科の J-OSLER の消化器領域の要件は、J-OSLER の消化器にまとめています。

iwor は内科学会の公式システムではありませんが、内科の J-OSLER の修了要件の残りを数える画面があります。J-OSLER-G の症例は数えないので、J-OSLER-G の進み具合は J-OSLER-G のモニタリングで確かめます。

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よくある質問

消化器病専門医は、最短で何年目に受験できますか?

学会の Q&A は、内科と消化器の連動研修をした内科系の医師は、最短で医籍登録7年目から受験できると説明しています。[3]

J-OSLER-G には、何症例登録しますか?

学会の目標登録数は、3年以上の認定研修の間に58疾患以上を偏りなく経験し、120症例以上です。外来の症例は20%までです。[7]

内科研修1年目から、消化器の研修を始められますか?

学会は、内科研修1年目からの同時研修を認めていません。連動研修は内科研修の2年目からです。[4],[8]

まとめ

消化器内科の専門医は、日本消化器病学会の消化器病専門医です。内科研修2年目からの連動研修で3年以上を重ね、学会の Q&A では最短で医籍登録7年目に受験できます。2019年以降に免許を取った内科系の人は J-OSLER-G の症例登録も使うので、自分の免許の年の条件を規則で確かめます。

出典

  1. 1.一次資料一般財団法人日本消化器病学会「日本消化器病学会専門医制度規則(第4条 専門医の条件・2022年以前の医師免許取得者の条件)」 jsge.or.jp(2026-09-28 取得)
  2. 2.一次資料一般財団法人日本消化器病学会「専門医新規 申請条件・申請書類(2025年~2027年)【2022年以前の医師免許取得者】」 jsge.or.jp(2026-09-28 取得)
  3. 3.一次資料一般財団法人日本消化器病学会「専門医認定申請(専門医試験)についてのQ&A」 jsge.or.jp(2026-09-28 取得)
  4. 4.一次資料一般財団法人日本消化器病学会「専攻医登録に関する当面の対応について(2021年4月1日現在)」 jsge.or.jp(2026-09-28 取得)
  5. 5.一次資料一般財団法人日本消化器病学会「消化器病学会版J-OSLER(J-OSLER-G)について」 jsge.or.jp(2026-09-28 取得)
  6. 6.一次資料一般財団法人日本消化器病学会「J-OSLER-G ご利用までの流れ(利用対象者)」 jsge.or.jp(2026-09-28 取得)
  7. 7.一次資料一般財団法人日本消化器病学会「J-OSLER-G 登録と評価(目標登録数)」 jsge.or.jp(2026-09-28 取得)
  8. 8.一次資料一般財団法人日本消化器病学会「J-OSLER-G よくある質問(研修開始日)」 jsge.or.jp(2026-09-28 取得)

本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制

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