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専門医のなり方|19の基本領域から1つ選び、3〜5年の研修のあと試験。2026年度の専攻医は9,998人(領域別の採用数と合格率)

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目次

専門医になるには、2年間の初期研修のあと、19の基本領域から1つを選んで専門研修プログラムに入り、3〜5年の研修を受けます。研修を終えたら領域ごとの認定試験を受け、合格すると専門医を名乗れます。[3]

2026年度に採用された専攻医は9,998人でした。どの領域に何人が進んでいるかと、試験の合格率を、下にまとめています。[1]

専門医になるまでの流れ

  • 初期研修(2年)を終える
  • 目指す基本領域を1つ決め、日本専門医機構のシステムで専攻医登録をする
  • 1つの専門研修プログラムに応募する(1次募集で選考にもれたら2次募集へ)
  • プログラムで3〜5年の専門研修を受ける
  • 領域ごとの認定試験に合格して専門医になる
[3],[4]

応募できるのは、それぞれの募集で1領域の1プログラムだけです。日本専門医機構は、初期研修のようなマッチングは行いません。機構は、応募の締め切りまでに希望する基幹施設の見学などをして、応募先を自分で決めるよう案内しています。[4]

出産・育児・介護などで休む人のために、プログラム制のほかに、研修施設や期間を柔軟に組めるカリキュラム制(単位制)も認められています。[3]

19の基本領域と2026年度の専攻医の数

2026年度の採用数(令和8年3月2日時点の確定値)です。かっこ内は、新制度が始まった2018年度の採用数です。[1]

  • 内科……3,129人(2,670人)
  • 外科……996人(805人)
  • 整形外科……773人(552人)
  • 小児科……543人(573人)
  • 精神科……547人(441人)
  • 救急科……527人(267人)
  • 麻酔科……495人(495人)
  • 産婦人科……478人(441人)
  • 泌尿器科……352人(274人)
  • 眼科……341人(328人)
[1]
  • 放射線科……290人(260人)
  • 総合診療……282人(184人)
  • 脳神経外科……269人(224人)
  • 耳鼻咽喉科……262人(267人)
  • 皮膚科……259人(271人)
  • 形成外科……210人(163人)
  • リハビリテーション科……129人(75人)
  • 病理……91人(114人)
  • 臨床検査……25人(6人)
[1]

救急科は2018年度の267人から527人に、総合診療は184人から282人に増えました。病理は114人から91人に減っています。

専門医試験の合格率(令和6年度)

基本領域の専門医試験の合格率は、平均で88.8%でした。領域ごとの合格率を、採用数の一覧と同じ順に並べます。[2]

  • 内科 93.6%、外科 98.0%、整形外科 88.9%、小児科 79.4%、精神科 82.5%
  • 救急科 90.3%、麻酔科 75.6%、産婦人科 87.1%、泌尿器科 97.7%、眼科 88.1%
  • 放射線科 92.4%、総合診療 90.3%、脳神経外科 79.5%、耳鼻咽喉科 86.9%、皮膚科 80.3%
  • 形成外科 91.2%、リハビリテーション科 84.7%、病理 83.3%、臨床検査 100%
[2]

受験者が14人の臨床検査のように、領域によって受験者の数は大きく違います。1年分の合格率だけで難しさを決めず、志望する領域の学会のページで受験資格と過去の結果を見てください。

研修の年数と、そのあと

研修の年限は3〜5年で、領域ごとに違います。たとえば皮膚科の専門医は、初期研修のあと通算5年以上の皮膚科の臨床研修が受験資格になっています。志望する領域の研修プログラム整備基準で、年数と経験すべき症例を確かめてください。[3],[2]

基本領域の専門医をとったあとは、消化器内科や循環器内科のようなサブスペシャルティ領域の専門医に進めます。選び方はサブスペシャルティ領域の選び方にまとめています。専門医は原則5年ごとに更新があります。[3]

どの県のプログラムを選ぶかは、シーリング(都道府県・領域ごとの募集の上限)で変わります。見方は専攻医のプログラムの選び方にあります。

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よくある質問

専門医をとるまで、卒業から何年かかりますか?

初期研修2年と専門研修3〜5年を足して、卒業から5〜7年が目安です。研修の年限は領域ごとに違います。[3]

初期研修を終えた人は、どのくらい専攻医になりますか?

日本専門医機構によると、2018年度の研修開始以来、毎年、臨床研修を修了した人の90〜95%が専攻医として専門研修プログラムに登録しています。[2]

まとめ

専門医への道は、19の基本領域から1つを選ぶところから始まります。応募はそれぞれの募集で1プログラムだけなので、採用数で領域の規模をつかんだら、志望する領域の整備基準と県のシーリングを見て、見学先を決めてください。

出典

  1. 1.一次資料日本専門医機構(厚生労働省 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会 資料1・令和8年7月15日)「令和8年度の専攻医採用と令和9年度の専攻医募集について」 mhlw.go.jp(2026-10-11 取得)
  2. 2.一次資料日本専門医機構「日本専門医制度概報(令和7年度版)」 jmsb.or.jp(2026-10-11 取得)
  3. 3.一次資料日本専門医機構「一般の皆様へ」 jmsb.or.jp(2026-10-11 取得)
  4. 4.一次資料日本専門医機構「専攻医登録・応募について」 jmsb.or.jp(2026-10-11 取得)

本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制

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