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学習法

医学生の勉強アプリの選び方2026|過去問・暗記・ノートを役割で分ける

iwor 編集部6分で読めます
目次

本記事は iwor(運営: 当社)を含む比較です。順位付け・評価は当社編集部が行い、掲載各社から対価は受けていません。

医学生向けの勉強アプリは、過去問演習・暗記・ノート・映像講座で役割が分かれます。1つで全部をまかなおうとすると、どれも中途半端になります。先に役割を決めて、その役割にいちばん合うものを1つずつ選ぶほうが早く決まります。

何を見て選ぶか

アプリ選びで後から効いてくるのは、次の4つです。使い始めてから気づくと乗り換えの手間が大きい順に並べました。

  • 無料で使える範囲:問題は解けるが解説は有料、というように機能ごとに線が引かれていることがある
  • 収録の範囲:過去問なら何回分か。暗記なら中身が入っているか、自分で作るのか
  • カードを自分で作る必要があるか:ここで挫折する人がいちばん多い
  • 端末:パソコンとスマホの両方で使えるか、iOSだけ有料ではないか

以下、役割ごとに見ていきます。値段や無料の範囲は変わるので、最終確認は各社の公式ページでしてください。

過去問演習:QBオンラインと iwor

QBオンラインは医師国家試験の過去問を演習できるサービスで、収録問題数は16,000問以上です。[1]

無料の会員登録をすると、収録されている全問題を閲覧・演習できます。ただし解説は別で、無料で読めるのはA章(消化管)のサンプルだけです。解説の閲覧、演習結果の保存、ノートは、mediLinkストアで商品を購入するか、書籍付属のシリアルナンバーを登録すると使えるようになります。[2]

つまり「問題を解く」だけなら無料で、「なぜその答えなのかを読む」と「解いた記録を残す」が有料、という線の引き方です。無料と書いてある範囲がどこまでかは、各社の公式ページで確かめてください。

iwor は第100回から第120回までの21回分を収録し、分野・出題区分・必修・禁忌肢などで絞って演習できます。演習は毎日3セット無料で解け、分野ごとの理解度ヒートマップも無料で使えます。解説の横に関連する暗記カードが出て、その場でめくれます。カードを保存して復習期日を組むところからは PRO プランです。

お金をかけない選択肢として、厚生労働省が過去問と正答を公開しています。ただし公開されるのは問題・正答・別冊までで、解説は含まれません。無料でどこまでできるかは医師国家試験の過去問を無料で解く方法にまとめました。収録回数でアプリを選ぶ話は過去問アプリの選び方にあります。[8]

21回分の過去問を、絞って解く。

iwor は医師のためのワークスペースで、国試演習は毎日無料で使えます。必修・禁忌肢・分野などで絞って演習セットを作れます。

無料ではじめる

暗記:Anki と iwor

Anki は暗記カードのソフトで、パソコン版(Windows・macOS・Linux)は無料、Android版のAnkiDroidも無料です。端末間で同期するAnkiWebも無料で使えます。iOS版のAnkiMobileだけが有料です。カードのレイアウトも復習の間隔も細かく変えられ、アドオンで機能を足せます。[4]

強力な反面、カードは自分で作るのが前提です。デッキを作ってカードを追加するところから始まります。共有デッキを取り込む道もありますが、中身の正しさは作った人次第になります。医学の暗記でAnkiを使う場合の設計は医学の暗記、Ankiの代わりになるアプリは?で比較しました。

iwor の暗記カードは作成済みで、自分で作らずに始められます。演習の解説から関連するカードをその場でめくれます。裏を返せば、カードを自分の言葉で作りたい人には向きません。そこは Anki のほうが自由です。間隔反復のしくみそのものは間隔反復とはで解説しています。

映像講座:medu4 は新規に買えなくなった

iwor に映像講座はありません。講義を見て理解を作りたい段階なら、この役割は別で選ぶことになります。今から選べるのは、メディックメディアの mediLink動画(Q-Assist)、メック、テコムなどです。[5],[6]

候補から外れるのは medu4 です。新規登録は終了しており、サービス自体も2028年3月末で終了することが公式に告知されています。すでに登録済みの人はログインして使えますが、これから始める人は登録できません。[3]

すでに medu4 を使っている人の移行先の考え方はmedu4終了にどう備えるかにまとめました。教材全体の役割分担は参考書・問題集・アプリの組み合わせ方にあります。

ノート:iPad で書くなら

ノートアプリは勉強の中身ではなく手元の作業を支えるものなので、演習や暗記とは別に選べます。手書きの取り回しと検索のしやすさで決まります。GoodNotes を医学の勉強で使う設定はGoodNotesの医学生向けの使い方に書きました。iPad で国試の勉強をするときの構成はiPadで国試のノートを作るにあります。

iwor が向かない人

カードを自分の言葉で作りたい人には向きません。カードは作成済みで、編集できないためです。同じ理由で、Anki の設定を細かく詰めて自分の復習曲線を作りたい人も、Anki のほうが合います。映像講座はありません。講義を見て理解を作りたい段階の人は、まず講座を選んでから演習の道具を足すほうが順番として自然です。

よくある質問

医学生の勉強アプリは無料のものだけで足りますか?

問題を解くところまでは無料で足ります。QBオンラインは無料登録で全問題を演習でき、厚生労働省も過去問と正答を公開しています。足りなくなるのは解説と記録です。QBオンラインの解説は有料で、公式PDFに解説はありません。[2],[8]

Anki は医学生でも無料で使えますか?

パソコン版とAndroid版(AnkiDroid)、同期のAnkiWebは無料です。iOS版のAnkiMobileだけが有料です。iPhone を使っていて課金を避けたい場合は、パソコンでカードを作って同期し、スマホでは他の手段で復習する形になります。[4]

アプリはいくつ使うのがよいですか?

役割ごとに1つ、が目安です。過去問演習・暗記・ノートで3つ前後に収まります。

medu4 は今から契約できますか?

できません。新規登録は終了しており、サービスは2028年3月末で終了します。[3]

まとめ

過去問演習・暗記・ノートで役割を分け、それぞれ1つずつ決める。無料と書いてある範囲がどこまでかを公式ページで確かめる。カードを自分で作るのかどうかを先に決める。この3つを押さえると、乗り換えの手戻りがほとんどなくなります。学年ごとの進め方と、どの分野から手をつけるかは医師国家試験の対策ガイドにまとめました。

出典

  1. 1.一次資料メディックメディアクエスチョン・バンク医師国家試験問題解説(QBオンライン医師国試) informa.medilink-study.com2026-09-03 取得)
  2. 2.一次資料メディックメディア利用開始 ~ 商品購入(医師国試版) informa.medilink-study.com2026-09-03 取得)
  3. 3.一次資料medu4(公式)新規登録終了・サービス終了のお知らせ medu4.net2026-09-03 取得)
  4. 4.一次資料AnkitectsAnki - powerful, intelligent flashcards apps.ankiweb.net2026-09-03 取得)
  5. 5.一次資料メディックメディアmediLink動画(Q-Assist) informa.medilink-study.com2026-09-03 取得)
  6. 6.一次資料メック(MEC)医師国家試験 対策予備校メック gomec.co.jp2026-09-03 取得)
  7. 7.一次資料エムスリーエデュケーション医師国家試験対策予備校・模擬試験・ネット講座のテコム m3e.jp2026-09-03 取得)
  8. 8.一次資料厚生労働省第120回医師国家試験問題および正答について mhlw.go.jp2026-09-03 取得)

本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制

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