研修医の持ち物|初日に気にしたいのは道具より書類。道具は病院で用意されるものを確かめてから買う
目次
研修医の初日にいちばん気にしたいのは、道具より書類です。白衣や院内の携帯は病院で用意されることがあるので、自分で揃える道具は、入職前の案内を見てから決めると無駄がありません。
初日に気にしたいのは、書類
厚生労働省は、免許の登録のあと登録済証明書を受け取れば、免許証を受け取る前であっても医療従事者として従事できると案内しています。登録済証明書は葉書かオンラインで発行され、オンラインのほうが早く受け取れます。[1]
ただし、3〜4月の繁忙期は申請から2〜3か月程度かかる場合があると、同じ案内に書かれています。合格発表から4月までは短いので、読者の側で動かせるのは申請を早く出すことです。登録済証明書が初日に間に合わないときは、病院の案内に従います。[1]
免許の申請は、引っ越しと並べて合格後すぐに出します。手順は研修医の引っ越し準備にまとめています。
保険診療に関わるには保険医の登録も要ります。登録の流れは研修医の保険医登録へ。そのほかの入職書類は、病院から届く案内のとおりに揃えます。
病院で用意されることがあるもの
白衣やスクラブ、院内の携帯電話、電子カルテにログインするためのカードは、病院が貸し出すことのある道具です。何を貸してくれて、何を自分で買うのかは病院ごとに違います。
スクラブを何枚用意するかも、病院で洗濯してくれるかどうかで変わります。見学のときに研修医に聞いておくと、4月に買いすぎずに済みます。見学で聞くことは病院見学にまとめています。
自分で揃えることが多いもの
- 聴診器:学生のときのものを使い続けてもいい。回る科で使い方が変わるので、買い替えは後でもいい
- ペンライト:瞳孔や口腔を見るとき、病棟で毎日のように使う
- 秒針のある時計:脈拍や呼吸数を数えるときに使う。腕時計が使いにくい場面もあるので、胸につけるタイプも候補
- メモ帳とペン:指示や申し送りをその場で書き留める。ポケットに入る大きさ
- 印鑑:入職の書類で求められることがある
どれも高価なものから揃えなくて大丈夫です。4月の最初の数週間は、使う場面がまだ分からないので、必要になってから足すほうが手元に合ったものが残ります。
あとから揃えればいいもの
参考書は、回る科が決まってから、その科で上の先生が使っているものを見て選ぶと外れにくくなります。スマホに入れるアプリの分け方は研修医におすすめのアプリにあります。
経験すべき症候と疾病の記録は、1年目の最初から残しておくと後で数え直さずに済みます。記録の考え方は研修医1年目にやることへ。PRO では、iwor で EPOC の症候29と疾病26の残りを数えられます。iwor は厚生労働省の公式システムではなく、正式な登録と評価は EPOC で行います。
よくある質問
研修医の初日に、何を持っていけばいいですか?
まず病院から届く入職の案内に書かれた書類です。登録済証明書が届いていれば持っていきます。3〜4月は届くまで時間がかかることがあるので、間に合わないときは病院の案内に従います。[1]
スクラブは何枚要りますか?
病院が貸し出すか、洗濯してくれるかで変わります。見学や入職前の案内で確かめてから買います。
聴診器は、研修医になったら買い替えますか?
学生のときのものを使い続けても困ることは少なく、回る科が決まってから考えても間に合います。
まとめ
研修医の初日にいちばん気にしたいのは書類で、免許の登録が済めば、免許証の前でも登録済証明書で従事できます。申請は合格後すぐに出します。白衣や院内の携帯は病院で用意されることがあるので、聴診器・ペンライト・時計・メモなど自分で揃えるものは、案内を見てから少しずつ足します。
出典
- 1.一次資料厚生労働省「医師等医療関係資格者の皆様へ 登録済証明書をオンラインで受け取れます」 mhlw.go.jp(2026-09-28 取得)
本記事はiwor 編集部が作成し、医師が監修しています。掲載内容は一般的な学習目的の情報であり、 診断・治療の最終判断は必ず一次資料・指導医にご確認ください。 編集方針と監修体制